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大和ハウス、「エコ・ファースト企業」に認定

2018/08/07

大和ハウス工業(株)は8月7日、環境省が企業の環境活動を推進する「エコ・ファースト制度」で「エコ・ファースト企業」として認定された。

同社グループは環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」に基づき、創業100周年となる2055年までに、住宅・建築物のライフサイクルにおける「環境負荷ゼロ」を実現することを目指し、グループ・グローバル一体での環境経営を推進。今回こうした取り組みを以下の5点にまとめ、「エコ・ファーストの約束」として宣言。住宅・建設業界における環境先進企業に認められた。
 
●「エコ・ファースト制度」
環境省が2008年、各業界の環境先進企業としての取り組みを促進することを目的に設立した制度。企業は環境大臣に対し、地球温暖化 対策、廃棄物・リサイクル対策などの環境保全に関する取り組みを「エコ・ファーストの約束」として宣言。環境大臣がその企業を環境の分野に先進的で業界をリードする企業「エコ・ファースト企業」として認定している。

●「エコ・ファーストの約束」概要
(1)脱炭素社会の実現に向け、徹底した省エネ対策の推進と再生可能エネルギーの活用により、ライフサイクルにおける 温室効果ガス排出量ゼロを目指す。
 
(2)自然資本の保全・向上に向け、材料調達による森林破壊ゼロの実現と、緑あふれる街づくりによる緑のノー・ネット・ロス(緑の喪失面積以上に創出面積を増やすこと)を目指す。

(3)資源循環型社会の実現に向け、住宅・建築物の長寿命化と廃棄物のゼロエミッションを通じて、資源の持続可能な利用を目指す。

(4)住宅・建築物のライフサイクルを通じた化学物質の適正管理に取り組み、人や生態系に悪影響を及ぼすリスクの最小化(ゼロ)を図る。

(5)従業員の環境教育や実践の推進および、次代を担う子供達の環境意識啓発を図る。

●認定式の様子(上)、エコ・ファースト・マーク(下)

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