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DHL、「イノベーション・チャレンジ2017」公募を開始

2017/03/16

DHLサプライチェーン(株)は3月16日、第2回目となるイノベーション・チャレンジを開始し、2つの物流課題に対するアイデアを世界中の学生、ベンチャー企業および個人発明家から公募すると発表した。

1つ目の課題は、可動式ピースピッキングロボットの開発、2つ目はシェアリングエコノミー型のビジネスモデルやプラットフォーム、またはコンセプトを用いて物流課題を解決するアイデア。応募に際しては9月までにウェブサイト(www.dhlinnovationchallenge.com)経由でアイデアの概要説明書と紹介動画を提出する。

応募された内容はすべてDHLのシニアエグゼクティブが精査し、事前選考のうえ、機能性、デザイン性、課題解決の可能性、そして商用化の実現可能性の各項目において基準を満たした各枠3組、計6組が最終候補に選ばれ、11月16日にドイツで開催されるDHLイノベーションデーにおいて、180名の物流専門家に対して発表を行う。

当日その場で投票が行われ、各枠最多得票の1組、計2組が優勝。優勝した2組には賞金が授与され、ドイツおよびシンガポールに在るDHLイノベーションセンターに応募したアイデアが展示されるとともに、DHLと共同で実証・概念実験を行う機会が与えられる。

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