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フェデックス、100%電気自動車を集配車両に導入

2016/02/12

フェデックス エクスプレスは2月10日、日産自動車(株)の100%電気自動車「e-NV200」を日本国内で初めて集配車両として導入したと発表した。

都内(江東区)の新砂営業所に2台導入し、同営業所内にはe-NV200の走行用バッテリーの充電設備も新設した。

今回の電気自動車導入は、環境課題に対する同社の長期的な施策の一環として導入された。2014年時点で世界中でハイブリッド車397台、電気自動車404台、天然ガス燃料車132台、水素燃料車40台を導入している。日本では2016年2月時点でハイブリッド車7台、天然ガス燃料車9台を導入済み。

配送ルートの見直しと運転技術の向上(エコドライブ教育)による走行距離の短縮および使用する燃料の削減なども進めており、現在の目標である2005年から2020年の間で30%の燃料効率を改善する計画は、2014年時点で既に29.5%になり、目標をほぼ達成しつつある。達成後は目標を再検討する予定。

北太平洋地区担当副社長である氏家正道はコメントを発表し、「先に開催されたCOP21で、190か国以上の条約締約国が参加し、化石燃料に依存しない社会を目指すための新たな国際枠組みとして、パリ協定が採択されたように、世界の環境や地球温暖化対策への意識はますます高まっています。フェデックスも世界で事業を展開する企業として、この度の電気自動車導入のような環境に配慮する取り組みを通して、環境問題に真摯に向き合ってまいります」と語っている。

●e-NV200

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