金剛(株)は10月21日、内閣府の研究開発事業「戦略的イノベーションプログラム」(SIP )に採択されたと発表した。

同事業は日本のものづくり産業の競争力低下に対する懸念の下、地域の企業や個人が持つアイデアや技術・ノウハウを活用した新たなものづくり技術の確立を実証するもの。金剛は代表提案者の産業技術総合研究所、共同提案者の国立大学法人東京大学、製造科学技術センターとともに研究開発を進め、研究開発成果の事業化も目標とする。

研究テーマは革新的設計生産技術。地域の企業や個人のアイデアや技術・ノウハウを活かし、設計と生産・製造を相互に繋ぐことで新たなものづくりのスタイルを確立することが目標で、管理法人は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)。

研究の実施期間は平成26年度から30年度までの5年間。