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コープネット、廃食油燃料で自家発電装置の実証実験を開始

2014/09/18

コープネット事業連合は9月17日、ヤンマーエネルギーシステム(株)と協力し、生鮮品の加工施設であるコープネットフーズ桶川生鮮センター(埼玉県桶川市)において、コープの店舗で回収した廃食油を利用したバイオディーゼル燃料を使用した自家発電装置の実証実験を開始すると発表した。

今回の実験では、バイオディーゼル燃料で駆動するヤンマーエネルギーシステムの発電装置をコープネットフーズ桶川生鮮センターに設置、昼間の補助電源として発電利用することで電力需要が集中する時間帯の供給電力量を低く抑えるピークカット」に貢献する狙い。

また、発電装置と合わせ熱交換器を設置し、貯湯槽への熱供給を行うことで、既存のボイラーで使用するLPG(液化石油ガス)使用量の削減に可能。カーボン・ニュートラルであるバイオディーゼル燃料を使用した電力の使用とLPG の消費削減により、年間約50 トンのCO2 を削減するという。

■バイオディーゼル燃料/自家発電装置の実証実験 概要
期間:2014 年9 月~2016 年8 月(2 年間)
発電容量:25kW(1 日14 時間稼働で約10 万kWh /月の発電、約17 万kWh /月の温水供給熱量を想定)
実施場所:コープネットフーズ桶川生鮮センター(埼玉県桶川市赤堀1-2)

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