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第一貨物、車両相互利用便の2便体制化

2014/05/12

第一貨物(株)と久留米運送(株)は、昨年10月1日より開始した車両相互利用便を従来の第一貨物天童支店と久留米運送飯塚支店間の輸送に加え、5月8日より第一貨物山形支店と久留米運送飯塚支店間での輸送を開始し、2便体制にすると発表した。

平成24年9月に、第一貨物、久留米運送、トナミホールディングス(株)は、輸送の良質なサービスと運行機能の効率化を主目的に、3社の合弁によるジャパン・トランズ・ライン(株)(以下、JTL)を設立し、3社の関東~関西間の幹線運行の一部を担ってきた。

その後、3社及びJTL間で九州直行便について協議を継続し、昨年10月より第一貨物・久留米運送にて車両相互利用便を開始した。

今般、5月8日より車両相互利用便の2便目を開始することになった。

第一貨物、久留米運送の事業用自動車を相互使用し、運転者の労働時間の改善及び輸送の効率化を図るとともに、リードタイムの短縮を含む輸送品質の向上等、顧客への最適な輸送サービスの提供を図るという。

今回もJTL運行部会で協議を重ね、第一貨物山形支店から九州向けの荷物を大型車両に積載し、第一貨物、久留米運送が所在する大阪府茨木市の北大阪トラックターミナルで点呼、車両の点検を行い、その後貨物の積み替えを行わず、久留米運送北大阪支店のドライバーが車両を引き継ぎ、久留米運送飯塚支店へ当日中に到着する。5月8日に開始している。

開始当初は九州から山形、東北向けの貨物が一車にならないため北大阪トラックターミナルで積み替えが必要となるが、将来は物量を確保し貨物の積み替えを行わずに輸送することを目指すという。

今後、トナミ運輸においても、第一貨物・久留米運送両社との輸送の往復バランス改善面で、相互の輸送効率化を実現すべく、継続して検討することとしている。

また、部分的な施設面の共用化や共同配達も協議をしており、より一層の規模の効果の拡大創出・実現につとめていくとしている。

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