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日本郵船、東京電力向けLNG船の定期用船契約を締結

2014/05/08

日本郵船(株)は4月30日、東京電力(株)(本社:東京都千代田区)の子会社であるエルエヌジー・マリン・トランスポート(株)(本社:東京都墨田区)と液化天然ガス(LNG)新造船の定期用船契約を締結すると同時に、本契約向けに投入するLNG船1隻(総トン数:13万8,000トン)の建造契約を、(株)MI LNG カンパニー(本社:東京都港区)と締結したと発表した。

今回定期用船されるLNG船は2017年に竣工予定となり、エルエヌジー・マリン・トランスポート社運航管理の下、東京電力向けに投入され、主に東京電力、三菱商事(株)(本社:東京都千代田区)と同社が共同参画する豪州ウィートストーンLNGプロジェクトからのLNG輸送に従事する予定。

なお、本船は「さやえんどう」船型という船体と一体構造の連続タンクカバーを採用しており、船全体の強度を確保しながらも軽量化および空気抵抗の大幅低減により燃料消費を大きく改善しているのが特徴だ。

<LNG船の概要>
積載容量:約15万5,300立方メートル
総トン数:約13万8,000トン
全長:約288m
全幅:48.94m
主機関:スチーム・タービン
航海速力:19.5ノット
造船所:三菱重工業(株)長崎造船所
竣工予定:2017年
運航管理:エルエヌジー・マリン・トランスポート(株)

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