[最新ニュース] IT・マテハン

ブルーイノベーション、ドローン屋内点検サービス開始

2018/06/04

ブルーイノベーション(株)は6月4日、複数ドローンの協調・連携により複雑なミッションを達成させる統合管理プラットフォームBlue Earth Platform(BEP)を軸にした先駆的ドローンソリューションを用いて、安全で時短・コスト削減を実現する屋内点検サービス「Bi インスペクター」を6月4日よりスタートすると発表した。

同サービスは、Flyability SA(スイス)と業務提携し、屋内狭小空間での飛行に最適な性能を持つFlyability社のElios製品を用いて屋内点検分野の新たなソリューション・サービスの開発を検討してきた。

■Biインスペクターの特徴 
コンパスエラーが出ない、壁面に衝突しても安定した飛行を続けることができる、球体のカゴが回転してもカメラは安定して撮影することができる、強力なLED照明(28W)が暗闇の中を明るく照らせる、といったEliosの特性を活かして、機械設備の多い工場や設備内部・配管等のGPSの入らない特殊な環境においても、安全かつ安定した飛行で点検運用が可能なサービス。従来は点検作業が難しかった工場、プラント、トンネル・配管といった現場において、低コストで安全な点検業務を実現する。

■Biインスペクターのメリット 
(1)従業員の安全性向上
危険な場所に立ち入る必要がなく、あらゆる環境で遠隔視覚点検を可能にする。

(2)作業時間の大幅な短縮
現場点検の準備に時間がかからず、点検作業に数日かける必要はなく、数時間で終了する。

(3)圧倒的なコスト抑制
目視点検を行うために必要な足場、ロープ、クレーンが不要で、ドローンのみで済むため、コストを大幅に抑えることが可能。
 
■Eliosの特長 
(1)安全な点検作業とコスト削減を実現
工場内のボイラー、タンク、圧力容器、トンネル等の狭小空間に遠隔操作で進入し点検作業を行う。安全に作業ができ、さらに作業時間の短縮、検査コストの削減を実現する。

(2)操縦は簡単、誰でもすぐに操作可能
操縦経験は不要。パッケージを開けてバッテリーを挿入するだけで、衝突、損傷、あるいは負傷といった心配もなく、安全に飛行させることができる。Eliosはどのような場所でも離着陸させることが可能。

(3)高解像度画像を実現する、オールインワンソリューション
Eliosは完全な暗闇の中でも最大0.2mm/pxの画像を撮影・配信可能。これまで点検が難しかった箇所でも、LED 照明とサーモカメラにより点検可能となった。

|↑一覧に戻る|