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JPR、パレット伝票電子化の取り組みを開始

2018/04/09

日本パレットレンタル(株)は4月6日、パレット伝票電子化の取り組みを開始すると発表した。

複写式のパレット伝票を電子データへ移行することにより、作業負荷の軽減、データのリアルタイム性の向上および紙資源の保護を実現するほか、パレット、物流容器を介した企業間の情報共有を実現する基盤としていく計画としている。

●概要
・レンタルパレットサービスで使われる複写式パレット伝票の電子化
・パレットの移動情報をQRコードから照合する仕組み
・物流現場における業務負荷の軽減やデータのリアルタイム性向上、森林資源保護への寄与
・パレット情報を電子化することにより、目的のデータの検索性が向上し、パレット受け払い時の照合作業や事後確認が簡便化

●メリット
・紙伝票での運用を電子データに変更することにより、紙の管理、保管業務の負荷を削減
・伝票未作成等による作業ミスの軽減、また現場完結の仕組みを導入することにより、未照合データの調査の負荷やFAX送信等の付随する業務の削減が図れる
・入荷情報をもって現場で情報を即時確定するため、内容不備、受領印なし、伝票が未持参等の場合に必要な確認作業を軽減できる
・RFID付きレンタルパレットを活用し、将来的なRFIDによる積載情報の検品作業の自動化やトレースを可能とするサービスの展開

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