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JBCC、サトー、セイノー情報がクラウド型物流支援サービスで協業

2017/12/20

JBCC(株)と(株)サトー、(株)セイノー情報サービスの3社は12月19日、共同で物流現場の働き方改革を支援するサービス「俺のクラウド」の提供を開始した。

インターネット通販市場の拡大などにより物流量は急激に増加し、物流現場では慢性的な人員不足、長時間労働が課題となっている。物流業界における問題の解決を目指し、数多くの業務開発の実績があるJBCCと、西濃運輸のグループ会社として培った業務知識や技術で物流ITサービスを提供するセイノー情報サービス、現場で人やモノの動きと情報をつなぐ自動認識ソリューションを手掛けるサトーの3社がそれぞれの強みを活かし、JBCCのEcoシステムクラウドサービス「俺のクラウド」のラインナップに、セイノー情報サービスの倉庫管理システム「SLIMS」と、サトーの庫内業務改善ソリューション「Visual Warehouse」を新たに加え、運用付きクラウドサービスとして提供する。既にサービス中の「NX販売支援」とも連携し、受注処理から入出荷作業まで、物流業務をトータルにサポートする。

これらのサービスを活用することで、業務プロセスの最適化や作業の標準化を実現し、業務経験に依存しない多様な人材活用を可能する。また、適材適所の人員配置、作業の属人化の排除、省人化実現にも寄与し、物流現場における働き方改革に貢献する。

多様な雇用形態に対応した勤怠管理サービスから、AIを活用した業務支援ソリューションまで幅広いサービスを備え、物流現場の業務改革をトータルでサポートする。

3社は今後、イベントやセミナーなどのプロモーション活動を共同で実施するほか、具体的な提案など、セリング活動も協力して行う。JBCCは「俺のクラウド」のサービスメニューを拡充し、2018年度末までに4,000社の顧客へのクラウドサービスの提供を目指す。

●「俺のクラウド」提供サービス一覧
https://orenocloud.tokyo/sol/

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