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ヤマト運輸、三菱ふそうの電気小型トラックを25台導入

2017/10/19

ヤマト運輸(株)は10月19日、三菱ふそうトラック・バス(株)が開発した電気小型トラック「eCanter」を、2017年11月から関東地域において、宅急便などの集配に使用する車両として順次導入すると発表した。同19日には、ヤマト運輸 羽田クロノゲート(東京都大田区)において車両の引渡式も開催した。

ヤマトグループは、企業の社会的責任である環境保護活動を「ネコロジー」と総称し、輸送の「包む」「運ぶ」「届く」はもちろん、その他のさまざまな取り組みで環境にやさしい物流の仕組みづくりを進めている。これまでも、都市部での台車等を利用した集配の拡大や共同輸送の推進、低公害車の導入など、環境負荷の低減に努めてきた。

三菱ふそうは世界初の量産電気小型トラックとしてeCanterを開発した。eCanterは、欧州での数年にわたるテスト運用を通して、環境に優しく経済性に優れていることが証明されており、今日の都市が抱える騒音や排出ガスの課題を解決し、未来の都市内配送を担うカギになると考えている。

ヤマト運輸は、大幅な環境負荷の低減による「ネコロジー」の推進はもちろん、振動が少ないeCanterの導入によるセールスドライバーの作業負荷の軽減および安全運転の支援、また、排気ガス削減による職場環境の改善など、社員が安心して働ける健全な労働環境のさらなる構築に向けて、25台を導入する。

●eCanter」導入のメリット
(1)環境負荷を大幅に軽減
…電力で駆動するため排出ガスを一切出さず、環境負荷を大き
(2)セールスドライバーの作業負荷を軽減
…従来のディーゼル車と比較し、振動が少ないため、セールスドライバーの身体的な負担を軽減
(3)コストの低減
…燃料を使用せず、また従来のディーゼル車に搭載されていた排ガス除去装置等が不要になるため、ランニングコストを低減

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