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トヨタL&F、新型電動フォークリフト2機種を発売

2017/09/28

(株)豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは9月27日、新型電動フォークリフト2機種を発売すると発表した。新型0.7-1.5トン積3wayフォークタイプ電動フォークリフト「Rinova Rack stocker(リノバ ラックストッカー」と、新型1.0-2.5トン積4wayリーチタイプ電動フォークリフト「Rinova All way(リノバ オールウェイ)」を全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて販売する。

ラックストッカーは、フォーク部分が左右に180度回転することにより、車両の向きを変えずに前方・左右3方向の荷役作業が可能なフォークリフト。ラック(棚)間の通路幅を車両幅とほぼ同等に抑えることができるため、スペースを有効に活用できるのが特長だ。

オールウェイは、前後、左右、斜めと、全方向への走行が可能なフォークリフト。車両の向きはそのままで横移動が可能なため、長尺物運搬通路の省スペース化に貢献する。

近年、eコマース市場の拡大等による荷量の増加、荷姿の変化に対応するため、物流現場における保管効率向上のニーズは高まっている。今回、こうしたニーズに応えるため、2機種をモデルチェンジするとともに積載重量のバリエーションを追加し、商品ラインアップの拡充を図った。また、今回のモデルチェンジでは、それぞれの商品において連続稼動時間をクラストップレベルに向上させるとともに、旋回速度制御・簡易荷重計等を標準搭載し、安心・安全機能の充実を図っている。

両商品ともにIoTを活用した稼動管理システム「TOYOTA T_Site(※1)」をオプション設定した。フォークリフトに搭載した各種センサーにより稼動データを収集し、通信システムを利用して、走行時間や稼動率など様々な情報提供が可能だ。

●主な特長・商品ラインナップ
(1)稼動時間延長(※2)
・ラックストッカー 1.0トン車で9時間20分
・オールウェイ 1.5トン車で10時間45分

(2)バッテリーの長寿命化に貢献
・車載充電器に当社独自開発のスマート充電機能を搭載、バッテリー状態に応じた充電量を制御
・バッテリー保護機能でバッテリーのダメージ防止に寄与

(3)安心・安全
・サスペンションロック機能に、旋回速度制御を追加
・簡易荷重計を標準搭載
・ピラー後方配置による前方視野向上

(4)商品ラインアップ
・ラックストッカー 0.7~1.5トン
・オールウェイ 1.0~2.5トン

主な機種のメーカー希望小売価格
商品名/積載トン数/型式/希望小売価格(千円/税抜き価格)
・ラックストッカー/1.0t/8RFBA10/7,400
・オールウェイ/1.5t/8FBS15/4,500

※1. 2016年3月29日より販売開始のフォークリフト向けテレマティクスサービス (稼動管理システム)
※2. 作業サイクルパターントヨタ30m作業サイクルによる測定数値(お客さまの稼動状況・使われ方により異なる)

(上)Rinova Rack stocker(リノバ ラックストッカー)、(下)Rinova All way(リノバ オールウェイ)

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