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オリックス・レンテック、ロボットショールームの来場者数が1,000人突破

2017/08/15

オリックス・レンテック(株)は8月15日、東京技術センター(東京都町田市)内に開設したロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」の来場者数が1,000人を突破したと発表した。

Tokyo Robot Lab.は、協働ロボットを中心に9メーカー12機種の最新型次世代ロボットを展示している。2017年1月31日に開設して以降、当初は年間1,000人の来場者を見込んでいたが、5か月間で300社1,000 人(6月末現在)を突破し、6か月間では350社1,200人(7月末現在)の来場があるなど、想定以上の好スタートを切った。

ショールームでは、複数メーカーの実機を見ながらロボットの動作や操作性を比較検討でき、ロボット導入を検討するユーザーにとって最適なロボッ ト選定と導入促進につながっている。見学は1日3社限定で、予約は現在2か月待ちという状況だ。2017年9月には、自動搬送ロボットを中心に6メーカー8機種を展示する「Tokyo Robot Lab.2」のオープンも控えている。

同社は来場者データを分析し、好調さを支える理由として日本国内の少子高齢化による労働人口の減少という課題に対する解決策として、様々な業界でロボットの利活用を検討していると指摘。幅広い業界から来場があり、その7割がロボット利活用未経験の企業を占める状況を明らかにしている。また、大企業だけでなく、中小企業からの関心度も高く、来場者に占める中小企業の割合やロボットレンタルサービスの利用実績が共に増加傾向にある。

ロボットレンタルサービスは、オリックス・レンテックが40年間にわたる精密機器レンタルビジネスおける資産管理ノウハウを生かし2016年4月に開始した。ロボットを導入したことのない企業でも、気軽にレンタルしやすいメニューをそろえる。特に「6か月お試しレンタルパック」では、レンタル料金に専任のロボットエンジニアによるロボットティーチングや電話サポートサービスをセットにして提供し、レンタル期間中により安心してロボットを利用できる仕組みを整えている。 ティーチング時には基本操作トレーニングだけではなく、リスクアセスメント講習なども併せて行っているところだ。

(上)「Tokyo Robot Lab.」、(下)「Tokyo Robot Lab.2」完成予想図

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