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アスクル「HappyOnTime」にダンボール回収など新機能

2017/08/02

アスクル(株)は8月2日から、LOHACOの受取りサービス「HappyOnTime」で、商品配達時における要望に対応する、以下の4つの機能を追加した。

(1)「置き場所を指定して受け取る」……ドアチャイムを鳴らすことなく、ダイレクトにご指定の置き場所へ配達。置き場所は「玄関扉の前」「車庫」「物置の中」「裏口・勝手口扉の前」の4つから指定。ドライバーは商品のお届け完了後、モバイル端末で置き場所へのお届け状況を撮影し、ユーザーはLOHACOアプリやサイト(PC・スマホ)から写真画像で確認でき、「今は出られないから玄関前に商品を置いて欲しい」等の要望に対応する。

(2)「ダンボール回収をしてもらう」……配達した商品のダンボールや紙袋(エコお買い物バッグや緩衝材は除く)を、ドライバーが配達時に対面で回収(配達荷物のダンボールや紙袋を即時に回収することは負荷)。購買頻度が高い日用品をeコマースで購入するライフスタイルは、自宅にダンボールが溜まりやすく、保管や廃棄に伴う生活への負荷が高くなる傾向があることから、配達に使用するダンボールや紙袋を回収することで、商品受取りサービスの付加価値を高め、利便性を向上させる。

(3)「お届け直前に電話をもらう」……ドライバーが配達先に到着後、ユーザーから指定された電話番号(デフォルトはYahoo!JAPANID登録の電話番号)に電話したうえで商品を配達。単身女性など、防犯の観点からあらかじめわかっている荷物の配達でなければ受取りを見送るユーザーに対し、安心してドライバーから商品を受取れるようにするとともに、再配達の削減も実現。

(4)「宅配ボックスで受け取る」……ドアチャイムを鳴らすことなく、ダイレクトに宅配ボックスへ商品を配達。注文時に「宅配ボックスに入れない」を選択しても、到着前に同機能で指定すれば宅配ボックスでの受取りへ変更も可能。従来、宅配ボックスは、不在時のみ、かつ一定重量内の荷物に限定していたが、「やっと子供が寝たからドアチャイムは鳴らさないでほしい」、「再配達手続きは面倒なので、重たい荷物でもいいから宅配ボックスに届けておいてほしい」といった要望に応える。

「HappyOnTime」利用の不在率は2016年11月度で2.7%、2017年6月度と7月度では2.5%を実現し、再配達削減の効果が着実に現れている。

利便性をさらに向上する機能の利用には追加手数料は不要。利用できるタイミングは、配達当日の「30分単位のお届け予定」時間の通知後、商品をお届けする直前までで、忙しいユーザーのニーズに対応する。

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