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カシオ計算機が余り計算電卓を発売、物流用途等を提案

2017/07/13

カシオ計算機(株)は7月12日、物流倉庫や調剤薬局などにおける“余り計算”業務に最適な「余り計算電卓 MP-12R」を同21日から発売すると発表した。

MP-12Rは、余りのある割り算を日常的に行う現場に役立つ「÷余り」キーを搭載した電卓。割り算の答えと余りを同時に算出できるので、通常の電卓で余りを求めるよりも計算回数を減らすことができ、計算業務を効率化する。整数の余り計算だけでなく小数の余り計算も可能で、幅広い用途に対応可能だ。

例えば物流倉庫で1ダース(12個)単位で梱包された製品を218個出荷する場合。「218」に対し「÷余り」キーを使って「12」を入力すると、計算結果が「18-2」と表示され、18ダースと余り2個であることが分かる。

調剤薬局で1シート14錠の薬を1日3回・1回1錠・90日分処方する場合、「3×90」に続いて「÷余り」キーを使って「14」を入力すると計算結果は「19-4」、つまり19シートと4錠を用意すれば良いことが分かる。日数の計算機能も搭載しており、次回処方日の計算などにも役立つ。

そのほか、勤務時間や給与などの計算などに便利な「時間計算機能」、消費税の税込・税抜計算が簡単に行える「税計算機能」なども搭載。使いやすさと省スペース性を両立した幅103×奥行き147mmのミニジャストサイズとなっている。

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