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東芝テックRFIDリーダーUF-2200シリーズ新モデル発売

2017/07/01

東芝テック(株)は7月1日、流通・アパレル業などで、RFタグが付いた商品のRFID読み取りによる店頭業務、在庫管理やRFタグが付いた物品の貸出/返却管理など、さまざまな用途に対応するUHF帯RFIDハンドリーダー「UF-2200シリーズ」の新モデル3機種発売した。

同商品は2014年11月に発売した「UF-2200シリーズ」のRFID読取機能を向上させ、バーコードの読取スキャナを搭載した新モデル。バーコードスキャナを搭載したことで、流通・アパレル業ではRFID読み取りによる店頭での棚卸業務やバックヤードでの商品探索、バーコードスキャンによる検品業務も1台で対応可能とした。

UF-2200スキャナ搭載モデルの特長は以下の通り

1)高出力化で読取距離40%向上(UF-2200-HRB-R、UF-2200-HLB-R):電波の送信出力を従来の500mWから最大1000mW(1W)にすることで、読取可能な距離が約5mから約7mに向上。読取エリアが拡大することで棚卸の精度を向上させ、今まで読み取りが難しかった環境での精度もさらに向上。また遠くのタグを読み取れる高い性能は、独自の特許技術である探索機能の精度向上も実現。

2)約600タグ/秒の高速読取(UF-2200-HLB-R):読取速度は従来機の毎秒約70タグから毎秒約600タグへと大幅に高速化。流通・アパレル、図書館などにおける大量のタグも、高速読取により業務効率を向上。

3)スキャナ搭載で適用業務範囲が拡大:スキャナ搭載により物流ラベルのバーコードをスキャンして、梱包箱の中のRFタグ付き商品を検品するなど、さまざまな業務に適用範囲を拡大。

●UF-2200スキャナ搭載モデルの概要
発売日:2017年(平成29年)7月1日
価格:オープン価格
発売地域:全国
販売予定数:1,000台/年間(UF-2200既存モデル含む)
販売ターゲット:流通・アパレル業、物流業、製造業、オフィス

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