[最新ニュース] IT・マテハン

プロロジス、電動シャッターを文化シヤッターと共同開発

2017/05/22

プロロジスは5月22日、文化シヤッター(株)と、停電時に非常用電源で開閉可能な電動シャッターを共同開発し、特許出願中と発表した。

両社が共同開発したのは、商用電力を発電機用の電源に切り替える電源切替盤を内蔵した電動シャッター。同様の電動シャッターはこれまでになく、従来の電動シャッターは停電時に開閉させることが容易ではなかった。

同製品は、電源切替盤をつけたことで、ポータブル発電機等をつなげば停電時でもシャッターを開閉することができる。物流施設の入居企業にとっては、災害等による停電時にもシャッターを稼働させ荷物搬出などの事業継続が可能となる。

今回の共同開発は、プロロジスが2012年から取り組んでいる運営中物流施設の設備見直しがきっかけ。災害時における入居企業の事業継続をサポートするため、運営中施設に非常用発電機やシャッターへの電源切替盤の設置を進めていた過程で、設計や施工管理を担うコンストラクション・マネジメント部がシャッター側部のガイドレールに電源切替盤を納めるアイデアを出し、文化シヤッターに製品化を提案したもの。

昨年12月に製品化が実現し、5月15日より文化シヤッターが販売を開始した。プロロジスは今後開発する物流施設に本製品を採用する予定。

|↑一覧に戻る|