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ニチユ三菱、レーザー誘導方式無人フォークリフト発売

2017/04/04

ニチユ三菱フォークリフト(株)は4月1日、レーザー誘導方式無人フォークリフト「PLATTER Auto(プラッターオート)」を全国のニチユ三菱販売店を通じて発売を開始した。

現在の生産・物流現場では、人手不足の解消が重要な課題となっている。この状況を背景に、省人化・自動化・無人化のニーズは高まってきており、無人フォークリフトの需要は、ますます高まっている。

「PLATTER Auto」は、レーザースキャナで反射板を検出し自分の位置を把握して走行する、誘導埋設工事のいらない「レーザー誘導方式」を採用。従来の磁気誘導方式で必要だった走行ルート床面に磁気棒を埋設する工事は必要ない。そのため床工事ができない物流現場への導入が可能だ。

導入時のメリットとして、従来の磁気誘導方式に対し工事費用の削減が図れるほか、工事期間の短縮が可能となる。また、導入後に走行ルートの変更が必要になった場合、容易に変更が可能となる。

主な特長は、以下の通り。
(1)レーザー誘導方式の採用
・レーザースキャナが反射板を検出し自分の位置を把握して走行する、誘導埋設工事のいらない「レーザー誘導方式」を採用。
(2)床面施工が不要
・従来の磁気誘導方式と比べ、床面施工が不要となることによる導入メリットは以下の通り。
 1. 床工事不可の物流現場(貸倉庫等)への導入が可能
 2. 工事費用の削減が図れること
 3. 工事期間の短縮が図れること
 4. 施工時、床のカッティング工事を行わないため発塵が無く、クリーンな環境で導入が可能
(3)レイアウト変更が容易
・従来の磁気誘導方式は、ルート全域に対し床面工事をするため、導入後の走行ルートの変更が困難であったが、レーザー誘導方式は床面の施工を必要としないので、フレキシブルにルート変更が可能(ソフト改造費が必要)。

(上)「PLATTER Auto」/FBR15-MG80LA-300(1,500kg積み、3m揚高マスト装着車)
(下)レーザー誘導の概念図

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