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オリックス・レンテック、ハンド込みでロボットレンタル開始

2017/03/31

オリックス・レンテック(株)とダイドー(株)は3月30日、ロボットレンタルサービス「RoboRen」において、4月3日からファナック製協働ロボットにロボットハンドをセットにした「グリーンロボットお試しレンタルパック」を開始すると発表した。

グリーンロボットお試しレンタルパックでは、ファナック製の協働ロボット「CR-35iA」「CR-7iA/L」「CR-7iA」「CR-4iA」の4機種に安全センサーを備え、メカトロニクス専門商社であるダイドーが選定したオリジナルのロボットハンドをセットにしてレンタルする。ロボットハンドは顧客の用途に応じて「吸着ハンドタイプ」と「電動ハンドタイプ」の2種類から選択可能。ロボットハンドをセットにすることで、物品の選定・調達の時間を短縮ができ、試しに利用することで現場での検証を迅速にすすめることができる。

オリックス・レンテックは、40年以上にわたり精密機器の品質を維持管理するレンタルサービスを提供してきた。ロボットレンタルサービス「RoboRen」はそのそのノウハウを生かしたもの。2017年1月には東京技術センター(町田市)に複数メーカーのロボットを展示したロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」を開設するなど、 最新の技術を手軽に利用できる環境を提供することで、ロボットを導入したことのない中小企業などへのロボット導入の支援を加速させている。

またダイドーは、産業用ロボットの技術者を社内に有し、年間1,500台以上販売するファクトリーオートメーション&ロボットの専門商社。教育・実験が可能なロボット館をJR 名古屋駅近くに構え、ロボット及び周辺機器の販売を積極的に展開している。

両社は今後も、ダイドーのシステム開発や技術力と、オリックス・レンテックのロボットレンタル運用のノウハウとの連携を推進し、ロボット活用を支援する利便性の高いサービスを提供していく。企業のロボット導入を促進し、様々な分野における人材不足の解消や生産性の向上などの課題解決と国内産業の発展に貢献していく。


吸着ハンドタイプ ファナック製協働ロボット「CR-7iA/L」

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