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かもめや、次世代「島国型」HV無人物流の実証試験を実施

2016/11/28

(株)かもめやは11月28日、日本などの狭い国土に適応する「陸」「海」「空」の無人物資輸送機を組み合わせた次世代「島国型」ハイブリッド無人物流プラットフォーム「開発コードネーム:KAZAMIDORI(カザミドリ)」の実証実験を2017年春より実施すると発表した。

併せて、離島に住む患者への遠隔医療および医薬品定期配送等を目的とした遠隔医療プラットフォーム「KamomeMedical(カモメ・メディカル)」の実証実験も順次開始する。これは少子高齢化による離島やへき地への物資輸送網の脆弱化に伴う買物・医療難民の解消を目的としたもので、日本初の取り組み。
 
2017年4月以降、その他瀬戸内海エリアの離島へと実証実験エリアを展開する。詳細については2017年1月に会見等で公表する。
 
●実証実験概要
香川県高松市沖の離島において、本土~離島間は無人航空機(UAS)または無人輸送船(UMV)を、また離島の港から各家庭までは無人輸送車(UGV)をそれぞれ用い、発送元から配達先までを繋ぐ、一連の無人物流に関する実証実験を行う。移動体・物流管理には自社開発の統合管理システム("KAZAMIDORI" Integrated UTM)を活用。
各地で進められている無人航空機(ドローン)のみを用いた物流システムの取組みと異なり、人口密集地や狭小地、離島等における物資輸送を複数の物流手段を組み合わせることで、日本などの狭い国土に最適な「島国型」プラットフォームの実現を目指す。

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