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ニチユ三菱、経営統合前提にユニキャリアを100%子会社化へ

2016/09/29

ニチユ三菱フォークリフト(株)は9月29日の取締役会において、同社の持分法適用関連会社であるユニキャリア(株)の株式を、三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス(株)から追加取得、同社への出資比率を100%とし株式譲渡契約を締結、また2017年10月を目標に経営統合のための諸準備を開始すると決定した。

同社と三菱重工業(株)100%出資の統括会社M-FETは、ユニキャリアの全発行済株式を共同で取得、ユニキャリアを持分法適用関連会社としているが、両社がグローバル企業として世界のトップグループを目指してゆくため、お互いのノウハウや人材リソース、各種インフラを持ち寄ってシナジー創出を加速し、経営資源の効率的活用、戦略展開における指揮系統の明確化などが不可欠との認識に至った。

なお今回の決定により、三菱重工グループの総合力をより有効に活用し、事業拡大を目指すため、三菱重工/M-FETが保有する株式の一部について付与された普通株式を対価とする取得請求権を行使し、三菱重工/M-FETの議決権比率を49.4%から51%に引き上げ、連結経営シナジーを追求することでも合意している。

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