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フレームワークス、Hacobu社と業務提携を開始

2016/06/20

(株)フレームワークスは6月20日、無料運送業支援システム「MOVO」を提供する(株)Hacobuとの業務提携を開始した。

新車における運行記録計の装備を義務付けが平成27年4月以降、現行の車両総重量8t以上から7tクラス(積載量4t車)に拡大され、その他の車両(使用過程車)にも平成28年4月以降、順次適用が決定した。ところが中小運送事業者を取り巻く環境は非常に厳しく、高額な運行記録機の設置は非常に困難な現状がある。

Hacobuは、こうした中小運送事業者の課題をインターネットで解決することを目的に、運行管理アプリ「MOVO App」と運行管理クラウドシステム「MOVO Cloud」を無料で提供、さらにMOVO Cloudは運転日報の出力、受注入力、運賃計算、配車表による配車管理、請求書発行までを一貫でサポートしている。

一方フレームワークスは、安心・安全に特化したクラウド型のデジタコ勤怠管理システムを2年前に開発、大和物流の全車両527台に搭載実績があり、厚生労働省の改善基準告知に定義された様々な事項チェックがドライバー、運行管理者の双方で可能な近代的システムを築いてきた。

今回、両社が組むことで物流市場で8割を超える中小運送事業者に対し、運行管理とそれに紐付く請求業務、ドライバーの勤怠管理までのトータルサポートを実現する。

具体的には、運行中の動態管理・運転日報出力までをHacobuが行い、ドライバーの勤怠管理機能をフレームワークスが提供する、といった連携が構想されている。また両社は業務提携だけでなく、資本提携も視野に入れている。

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