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日通総研、倉庫作業分析ツール「ろじたん」で生産性を自動算出

2016/06/10

(株)日通総合研究所は6月10日、倉庫作業分析ツール「ろじたん」に自動で生産性が算出できる新機能「かんたんKPI」を追加し、7月より提供を開始すると発表した。

「ろじたん」は、スマートフォンとWEBを連携させて、倉庫内の作業時間を計測し、その結果を集計・分析できるツール。従来の機能では「時間計測アプリ」を使って、作業時間データの取得はできたが、WMS(倉庫管理システム)から抽出した実績データと統合させることができなかったため、生産性を算出するのにExcelなどのソフトを使い、それぞれのデータを元に計算する必要があった。

今回追加した「かんたんKPI」は、「ろじたんWeb」クラウドサーバにWMSの実績データを取り込み、作業時間データと掛け合わせることで、生産性を自動で算出することを可能にした。また、管理したいKPIのレベルに応じた生産性を算出できるよう、階層化した設定テンプレートを用意した。取得単位も行数、個数、重量、容積、オーダー数など自由に設定できる。

取り込んだ実績データと日々の生産性データは、契約期間中なら「ろじたんWeb」からいつでもボタンひとつで簡単かつ自由に閲覧することが可能。手間や時間を掛けずに簡単に日々の生産性を確認することで、作業効率化やコスト削減に向けた業務管理、KPI(重要業績評価指標)の設定を手軽に行うことができる。

今回のリリースに伴い、特別企画として2016年9月までに契約すれば、「かんたんKPI」アドオン料金が契約期間中(最大1年間)無料で提供を受けられる。

KPI表示画面サンプル

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