[最新ニュース] IT・マテハン

ドコモ・システムズ、クラウド型輸配送進捗管理サービス開始

2016/06/07

ドコモ・システムズ(株)は、現在提供中のクラウド型位置情報サービスである「docoですcarNEXT」に、輸配送計画の進捗状況をリアルタイム管理できる物流企業向け機能を追加したdocoですcarオプション輸配送進捗管理サービスを7月11日より提供すると発表した。

同サービスでは、車両搭載GPS端末から取得した位置情報をもとに、ルート輸配送先での到着時刻、出発時刻の記録・管理を行い、住友電工システムソリューション(株)提供のVICS情報を活用したTraffic Vision/MM予実管理エンジンと連携、交通状況や到着予定時刻を見える化することでリアルタイムに輸配送状況を把握できる。

運行管理者はドライバーの手を煩わせず計画進捗を把握でき、早期に遅れを把握することで迅速な連絡・遅れ対策など輸配送品質向上に役立てられる。

サービス開始に先立って、ファーストユーザとしてマツダロジスティクス(株)が自動車部品輸送の車両で利用を開始しており、マツダロジの輸配送業務ノウハウ提供を受けてサービス内容向上を図るとともに、将来は蓄積した情報を活用した輸送ルート分析サービスの開発など、輸配送業務をより効率化する仕組みを目指す。

なおサービス利用料は、端末オプション費用として月額1,500円/台(税別)、管理IDオプション費用として月額2,500円/ID(税別)でVICSオプション費用は現在未定。

●輸配送進捗管理サービス主な機能
輸配送計画一覧表示
輸配送計画別遅れ判定
輸配送先到着予測計算
輸配送計画別の遅れメール送信
VICS 情報表示
ルート計算
帳票出力

|↑一覧に戻る|