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フレームワークスが物流実データを公開、コンテストを実施

2016/03/25

(株)フレームワークスは3月25日、東京大学本郷キャンパス情報学環・ダイワユビキタス学術研究館にて、「フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト」を4月18日から開催すると発表した

同社製品の倉庫管理システム「iWMS」から物流関連データをオープンデータとして公開し、IoT時代における物流への新たな提案を、一般の開発者、研究者、学生などから広く募集するという、物流業界の試みとしては先進的なもの。

具体的に募集されるのは、以下の3部門を対象としたスマートフォンアプリ、WEBサービス、ガジェット、調査研究レポートなど。
・ビジネス部門……物流業務に役立つアプリケーション、倉庫管理業務に役立つアプリケーションなどを募集。
・研究部門……倉庫や物流のデータを利用した経済や交通等の調査研究レポート、そのような調査研究に役立つアプリケーションを募集。
・一般・教育・ゲーム部門……一般消費者に役立つアプリケーション、社会科教育やさらには業界での新人教育などに役立つアプリケーション、倉庫や物流のデータを利用したゲームやエデュテイメントなどを募集。

応募者に公開されるのは、トラスコ中山(株)、大和ハウスグループ各社、産業技術総合研究所、(株)マイクロベースの協力により、物流システムに関連した「倉庫」、「物流」、「エリア」に関する各種リアルデータ。募集期間は4月18日から7月18日までの4か月間。表彰式は「国際物流総合展2016」に合わせて9月を予定しており、注目の賞金は最優秀賞の200万円を筆頭に総額で500万円。物流業界としては世界的にも珍しい試みとなるこの公開コンテストの詳細については下記WEBサイトまで。

http://contest.frameworxopendata.jp/

●コンテストの審査委員長を務める東京大学教授の坂村健氏(左)とフレームワークス社長の秋葉淳一氏(右)

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