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矢崎エナジーシステム、デジタコ連動ETC2.0車載器を発売
矢崎エナジーシステム(株)は、次世代型自動料金収受システム「ETC2.0」に対応するGPS 付き発話型ETC2.0車載器を3月21日より発売する。
本製品は、主に運送・運輸を中心とした物流業界に提案し、今後予定されている様々なサービスや業界団体等による導入補助等により、大手事業者から中小事業者まで幅広い普及が期待できるとしている。
なお「ETC2.0」は、従来の自動料金収受などのほか、渋滞回避支援や安全運転支援に加え、業務車両向けサービスとして、運行管理支援や通行許可の簡素化(特車ゴールド)等新たな制度の導入が予定されている。またETC2.0車載器の普及促進策として、国土交通省ではさまざまなインセンティブが検討されており。平成28年度には、ETC2.0車載器搭載車を対象とした料金制度や割引制度等の導入も期待されている。
新商品ラインナップはGPS内蔵一体型アンテナタイプ(スピーカー付き)のETC-YP200とGPS内蔵コンパクトアンテナタイプのETC-YD201の2機種でどちらもオープン価格。
●製品の主な特徴
(1)ETC2.0対応
ETCアンテナにGPSを内蔵することで、カーナビゲーションやスマートフォンがなくても、車載器単体で「ETC2.0」のサービスを利用可能。
(2)矢崎製デジタルタコグラフ等との連動
従来の同社製ETC車載器との連動互換を確保しており、同社製デジタルタコグラフ、ドライブレコーダーやタクシーメーター等の機器と連動するため、現状の運用方法を変えずにETC車載器を交換できる。
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