[最新ニュース] IT・マテハン

フェニックス、一括処理が可能な新型シートリーダーを発売

2016/03/15

(株)フェニックスは3月11日、納品書などのバーコード伝票を自動で一括入力するシートリーダーの新モデル「AX300」を4月1日に発売すると発表した。

AX300は、機器本体に納品伝票の束をセットするだけで、伝票のバーコードデータを一括で読み取ることができる。用紙の重送検知やデータの誤りチェック機能も搭載しているため、入力ミスや入力漏れも防げる。

製造工場の資材受入現場では、納品伝票の入力処理を人手でこなしているケースが多く、工数が必要となることに加え、入力ミスが発生する場合もあるが、同社の調査によると、データ入力の作業工数が10分の1以下に減り、ほぼすべてのユーザーで入力ミスがゼロとなった。

バーコードが伝票のどこに印字されていても、自動で識別して読み取ることができる。従来製品は伝票の搬送上にバーコード専用スキャナを搭載していたため、バーコードの印字範囲に制限があった。AX300は、CISスキャナで伝票全面をスキャンするため、バーコードの印字位置を問わず、自動で読み取りが可能。また、バーコードの印字ずれに対しても、スキャナ位置を調整せずに自動識別で正常読み取りができる。

また、1枚の伝票に一次元バーコード、二次元バーコードが混在していても読み取ることが可能。一次元バーコードの縦印字、横印字の混在も一括で読み取る。

|↑一覧に戻る|