[最新ニュース] IT・マテハン

日通、輸送状況の地図表示など「鉄道コンテナNAVI」を改良

2016/03/10

日本通運(株)は2月29日、3月1日から鉄道コンテナを利用する顧客向けのWEBシステム「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップし、輸送経歴の通知機能などをさらに充実させると発表した。

鉄道コンテナNAVIは、2008年に開発された「鉄道コンテナWEBナビゲーションシステム」で、鉄道コンテナのオーダーについて電話やFaxを使わず、WEB上で簡単に登録可能なほか、顧客の鉄道コンテナの輸送状況や列車の所在地情報をWEB上で確認可能。さらに配達完了時や遅延発生時のメール通知機能を持つ。輸送件数やトン数、運賃、CO2排出量・消費エネルギー量などの実績管理機能もある。

昨年12月末現在、登録会員数は940にのぼり、同社の扱う総発送個数の30%超が同システム会員によるオーダーとなっている。

今回のバージョンアップで、輸送状況について複数のコンテナを一度に地図画面表示できるようになったのに加え、輸送障害による到着時刻への影響の表示が可能になった。データ取込み機能により、複数・大量のオーダーを一括で申込み可能にもなった。

|↑一覧に戻る|