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日立システムズ、ロボットの導入・運用を一貫サポート

2016/03/02

(株)日立システムズは3月1日、ロボットの導入・運用を一貫して支援する「ロボティクスサポートサービス」の販売を開始した。店舗・オフィスの受付、イベント会場などに設置して接客や案内を行うサービスロボット、介護などの重労働を支援する作業補助ロボット、点検業務などに活用できるドローンの導入コンサルティングから、アプリケーション開発、設置、運用・保守までをワンストップでサポートする。

近年、ロボットをビジネスに役立てたいというニーズが高まる一方、どのようにビジネスに活用すれば事業拡大や顧客サービスにつなげられるのか分からない、自社がやろうとしていることを実現するために、どのロボットを使うのが適切なのか分からない、という声も多い。また、費用対効果の面でロボット導入を見合わせるケースもある。

こうした背景を踏まえ同社は、ロボットの導入コンサルティングから、アプリケーション開発、既存システムとの連携、設置、さらには操作方法に関する問い合わせ対応、故障時の予備機配送・交換などの運用・保守業務までを一貫してサポートする「ロボティクスサポートサービス」の販売を開始した。

同サービスでは、多言語対応のコンタクトセンターや、全国約300か所のサービス拠点などのサービスインフラと、さまざまな業種・規模の顧客向けに多様なITサービスを提供してきた実績・ノウハウを活用し、ロボットを活用した新商品・サービスの開発、接客サービスの向上、業務効率化などを一貫して支援する。

対象ロボットの一つに(株)イノフィスの装着型作業補助ロボット「マッスルスーツ」を挙げ、工場や物流などの重量物作業で活用するとした。

今後、対象とするロボットのラインアップや関連ソリューションを随時拡充するとともに、サービスを主に金融業や小売業、サービス業向けに拡販し、2018年度末までに累計50億円以上の売上を目指す。

ロボティクスサポートサービス専用ページ
http://www.hitachi-systems.com/ind/robotics/index.html

●(上)ソリューションのイメージ図
  (下)対象となるロボットと活用例

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