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国交省、過疎地におけるドローン貨物輸送実験を実施

2016/02/23

国土交通省は2月19日、政府初の無人航空機(ドローン)による貨物輸送実験を行うと発表した。

ドローンを活用した買い物代行宅配サービスの事業化を構想しているMIKAWAYA21(株)との共同実験で、同24日に徳島県那賀町鷲敷地区で実施予定。ドローンは、ブルーイノベーション(株)製の機種(最大積載量・約6kg、飛行航続時間・最大20分)を使用する。機体に貨物を搭載して約500mの距離を約500m飛行する。離着陸のみ手動操作で行い、飛行時は自動航行となる。

同省では現在、ドローンを使った貨物輸送の早期事業化の実現に向けた環境整備に取り組んでいる。今回、実際に事業化が期待される過疎地での実験を通じて、運搬時の貨物に与える衝撃度を計測するほか、地区住民への意識調査をはじめ、事業化に向けた課題の洗い出しを行い、必要な措置の検討や関係者の役割分担等の整理を進める。

実験で使用するドローン

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