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クラウド型WMS「ロジザードZERO」、タイで販売開始

2015/11/25

ロジザード(株)は11月24日、クラウド型倉庫管理・在庫管理システム(WMS)「ロジザード ZERO」のタイ王国における販売を開始したと発表した。今後3年で100以上のユーザ獲得を見込む。

日本の製造業が多く進出しているタイでは、物流拠点や生産現場などで正確な倉庫管理・在庫管理のニーズが非常に高まっている。しかし、日本国内では高度なシステム化を実現している企業でも、海外拠点ではインフラ、システム人材、言葉の問題などにより倉庫業務のシステム化が進んでいない。

ロジザードZERO は、アパレルや雑貨など細かな在庫の管理を特に得意としている倉庫管理システムだが、現在では部品などを扱う生産拠点でもバーコード管理による在庫管理を可能とするツールとしての評価が高まっている。特にインターネットがつながる環境さえあれば、すぐに使うことができ、また、情報をリアルタイムに共有することができるため、タイの生産現場と日本の本部との間の情報共有のツールとしても活用が期待されている。

今回の販売開始にあたっては、バンコクに 1998年よりオフィスを構え、現地進出の日本企業のシステム支援に定評がある株式会社エム・ソフト(タイランド)と提携することにより、日本国内における水準と遜色ない導入支援などのサポート体制を整えることに成功した。

同社では、今回の販売開始を東南アジア戦略の取り掛かりとして、順次周辺国での販売開始を予定しており、シンガポールやバングラデシュ、ベトナムで具体的に交渉中であることも明らかにした。

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