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岐阜プラスチック工業、30億円投資し福島に工場増設

2015/10/07

岐阜プラスチック工業(株)は10月7日、福島県西白河郡泉崎村にある主力の福島工場隣接地に樹脂製パレットや各種コンテナの生産を行う物流資材専用工場を増設すると発表した。投資額は30億円。

新工場には、現存設備と比較し約30%の生産性向上が見込める大型射出成形機を初めとした最新鋭の設備を導入。パレットのみを生産した場合、年間100万枚余の生産能力が拡大するとしている。とくにリサイクルパレットや、近時需要が拡大している植物由来のプラスチックを混入させたバイオパレット、コンテナなどの生産を増やし、ニーズの高いECO製品を安定供給。さらに生産にかかる省エネルギー化を徹底し、使用電力量、CO2排出の削減など、地球環境に配慮する。

同社は「関東・東北地域の物流資材の需要が拡大傾向にある中、福島工場の生産・供給能力を大幅に増強することで、品質・コスト・納期といったお客様のニーズにこれまで以上にお応えいたします」としている。

【新工場概要】
 所 在 地: 福島県西白河郡泉崎村大字泉崎字大山1番地(泉崎第一工業団地内)
 着工日(神事): 2015年10月10日
 稼働予定日: 2017年3月
 建築面積: 5,362平方メートル
 新規取得土地面積:11,757平方メートル
 (土地取得後の福島工場全体敷地面積 :74,012平方メートル)
 生産品目: 樹脂製パレット、各種コンテナ
  (折りたたみコンテナ、食品流通用コンテナ等)
 

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