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JAL、定温維持コンテナで医薬品・生鮮品の輸送強化

2015/10/05

JALは、電力不要で定温維持能力の高い新型の定温コンテナを開発し、10月1日、医薬品・生鮮品など定温輸送需要の高い分野へのサービスを強化すると発表した。
 
内部に真空断熱材を使用し、高性能蓄冷剤を冷媒とすることで、従来型より長時間内部の温度を一定に保つことが可能。経済性にも優れているという。

今回は医薬品向けに15~25℃の室温帯の蓄熱剤を第1弾として導入するが、蓄熱剤を蓄冷剤に入れ替えれば、農水産物の保冷・冷凍輸送にも対応。今後、日本食ブームにより日本発輸出の増加が見込まれるなか、同社の輸送網を活用することで地方の農水産物の需要を喚起することも見込んでいる。 

 <新型定温コンテナの概要>
コンテナの自重(蓄冷剤含む)355kg
貨物搭載スペース:120x100x120cm
搭載可能重量最大1,000kg
設定可能温度帯:15~25℃
定温持続時間帯:約100時間

●新型定温コンテナ

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