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ニチユ三菱、新型フォークリフト販売へ

2015/08/28

ニチユ三菱フォークリフト(株)は排出ガス規制2014年基準に適合する自然吸気の新型エンジンを搭載したディーゼル式フォークリフト「グリンディア」(2.0~3.5t積)を開発。9月1日から全国のニチユ三菱販売店で販売開始する。環境負荷の低減とエンジン性能を両立させたほか、オペレーターに対する各種サポート機能を標準搭載し、安全装備の充実を図っている。

環境意識の高まりでフォークリフトに対する排出ガス規制は強化され、同時に物流現場では高い操作性と安全性が求められている。今回、同車両に搭載した新開発の「GREEN ADVANCED DiESEL」エンジンは、コモンレールとEGR(排出ガス再循環)を採用したターボレスエンジン。同エンジンを採用することでオペレーターの繊細なアクセルワークでリニアに反応する高い操作性を実現、さらに燃費も 20.4%(同社従来車比)向上させている。また、高度なエンジンコントロールとDOC(ディーゼル用酸化触媒)の採用で、DPF(ディーゼル微粒子補修フィルター)を不要にし、後処理装置のメンテナンスがいらないのも特徴だ。

●新型「グリンディア」

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