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ディーエムエス、EC・通販用の汎用自動梱包機を導入

2015/08/13

EC・通販出荷代行を行う(株)ディーエムエスは8月12日、同社の川島ロジスティクスセンター(埼玉県比企郡川島町)内に最新鋭の物流機器「e-Cube」を日本で初めて導入すると発表した。

「e-Cube」は、フランスB+Equipment社製の自動梱包機。パッケージの高さを中身の大きさに合わせて調整できる。従来、同様の機器の多くが専用のパッケージを使う必要があったのに対し、「e-Cube」は、汎用的なパッケージに対応できるため、様々な顧客企業 の要望にリーズナブルに対応できる。

従来、EC・通販をはじめとした物流の出荷業務では、市場の拡大と多様化に伴い多品種化や注文内容の複雑化が進み、梱包される中身に対してパッケージのサイズが大き過ぎて無駄が生じることがあった。これに対し「e-Cube」は、(1)パッケージサイズを小さくすることによる配送料金の最適化、(2)パッケージコストの削減、(3)緩衝材の削減、(4)環境負荷低減、(5)スピード出荷…が可能になる。

「e-Cube」は8月下旬導入予定で、現在稼働中の他のマテハン機器・物流システムと連携し、ひとつの物流ラインが完成する予定。同社では、取り扱われる商品・ツールが多品種にわたるもの、オーダーのされ方が多様でパッケージ サイズも一定でないものなどで大きな効果を発揮すると期待している。

●「e-Cube」の仕組み

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