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日通総研、スマホで計測する倉庫内作業分析ツール発売

2015/07/31

(株)日通総合研究所は7月31日、スマートフォンとWebの連携により、スタッフ一人ひとりの倉庫内作業を計測し、その結果を集計・分析できるツール「ろじたん」の提供を10月1日より提供を開始すると発表した。

「ろじたん」は、庫内作業を行いながら、定期的に倉庫スタッフがスマートフォンのアプリの画面をタップするだけで、スタッフ一人ひとりの作業時間を記録・計測することができる。取得したデータはWebシステム上で集計し、結果をレポートとしてダウンロードすることが可能。

これまで、物流現場の作業を数値で捉えるためには、手作業による計測が中心で、「精度が低い」「集計に労力・コストが掛かる」「やり方自体がわからない」…といった問題がありましたが、「ろじたん」を使えば、システム化したノウハウを利用でき、かつ必要な機材もすべてレンタルとして提供されるため、簡単・スグに・物流現場の計測を行うことができる。

計測結果を集計した定型レポートにより、作業時間比率やピッキング生産性などの各指標を、日別・時間別・スタッフ別、施設・荷主別などの、多様な切り口からドリルダウン形式で分析できるため、物流センター全体の改善施策のヒントを見出すことが可能にした。

また、Web で標準化した作業項目をベースとした時間計測となるため、一定のデータが蓄積された後には、物流条件が類似する倉庫とベンチマーキングを行うことが可能となる。さらに、スマートフォンの多機能性を活かし、スタッフの動線分析や活動分析(歩行・商品探索などの自動認識)など、倉庫の合理化のために不可欠となる情報を収集・分析できるツールを順次リリースする予定。

効果的なKPI(Key Performance Indicators)を簡単に取得するのにも最適なソリューションツールとなっている。

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