2015/06/01

(株)ナビタイムジャパンは5月28日、スマートフォンを活用した、法人向けの運行管理サービス「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」で、訪問先の到着希望時間を中心とした配車計画が立てられる新機能を追加したと発表した。

新機能では、訪問先のうち1カ所以上の到着希望時間を指定すると、それに合わせてすべての訪問先に対し、ルートや時間を最適化した配車計画を立てることができる機能。複数ある訪問先のうち、指定時間内に到着したい訪問先が複数ある時に便利になる。

知識・経験が求められる複雑な配車でも、より簡単に短時間で到着希望時間にマッチした配車計画を立てることが可能。また、指定時間内に到着できることで、ドライバーの現場での待機時間などを減らし、労働コストの削減や配送取扱能力の向上にも貢献する。

物流業界では、配送センターなどの物流拠点で荷降ろしや荷積みのために長時間の荷待ち時間が発生する問題を抱えている。これは主にトラックの出入りのコントロールがうまくできていないことが原因。また、長時間の荷待ち時間は、近隣に渋滞を発生させるという問題にもつながっている。今回の新機能について同社は、そうした物流業界の抱える問題を解決する一助となる機能になるとした。