2015/03/02

愛知県は2月23日、「あいちロボット産業クラスター推進協議会」に製造・物流、医療・介護、無人飛行ロボット(ドローン)の3分野でワーキンググループ(WG)を立ち上げると発表した。ロボットの開発側と利用側の双方が参画して、ロボットの開発や実用化、普及に向けた具体的な取組を進めていく。

昨年11月に設置された同協議会では、産学行政の連携で愛知県を世界に誇れるロボット産業拠点として発展させることを目指している。

このうち製造・物流WGでは、国のロボット導入にかかる競争的資金の積極的活用を視野に入れるなどして、製造や物流などの現場へロボット導入を促進する。導入先進事例の調査をはじめ、開発側と利用側とのマッチング支援などを行う予定。また、ドローンのWGは、開発・実証実験の実施のほか、新たなビジネスモデルの可能性を検討する。