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日通、全国各地の輸送状況を一括管理で“見える化”

2015/02/17

日本通運(株)は2月16日、顧客が全国各地の拠点から出荷した貨物の輸送状況を画面上の日本地図に一覧表示で“見える化”し、物流担当者がリアルタイムに貨物の一括管理ができるサービス、「ゴールドメンバーズ そらねっとプラス」の提供を始めたと発表した。

これまでは、出荷された貨物の輸送状況を「送り状」単位、「お客様専用番号」単位ごとなど、個別に検索する必要があり、全国の支社や営業所から出荷される貨物の輸送状況(どこから・どこに・輸送量・不着など)を日々確認する作業に多くの時間と手間がかかっていた。

今回のサービスでは、出荷されたすべての貨物の輸送状況がひと目で分かるため、顧客の事務作業の効率化が可能。また、出荷されるはずの貨物が未出荷であったり、予定された時刻までに配達がされていなかったりした場合は、画面上の地図に赤くアラート表示されるので、物流担当者は、受取先からの照会を待たずに迅速に適切な対応をすることができる。

同社では、既に2011年6月から、顧客が照会無しで輸送状況、受取人の名前などを検索できる「メンバーズオンリー」の提供し、その後「そらねっと」として、送り状の発行、送り状イメージ印刷のサービス機能を付加していた。今回、「ゴールドメンバーズ そらねっとプラス」は、現在「メンバーズオンリー そらねっと」を利用中なら、送り状1件につき50円程度の負担で利用可能になる。

画面イメージ

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