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キヤノンMJ、物流拠点に伝票一体型ラベル導入し効率化

2014/12/09

キヤノンマーケティングジャパン(株)(キヤノンMJ)は12月8日、複数の伝票と封筒の機能を1枚の用紙に集約させた伝票一体型ラベルを自社物流拠点で導入し、環境ソリューションとして今後展開していくと発表した。

この伝票一体型ラベルは、自社倉庫内の個別配送業務で使用するピッキングリストや荷札ラベル、送り状、納品書の4種類の伝票と、納品書を封入する封筒を表裏2層構造の1枚に集約したもの。従来はラベルの剥離紙として廃棄していた部分も、納品書や封筒として使用することで、破棄する部分を極力減らした。

また、一連の出荷業務を1枚の用紙で管理するため、各工程で複数の伝票を照合する必要がなくなり、作業工数を約80%削減できる。送り状と異なる顧客の納品書を封入してしまうなどの人為的ミスによる個人情報流出リスクを減らす効果も期待できる。

同社では、伝票一体型ラベルを利用することで、2015年には従来の出荷業務と比べ、破棄用紙を約50%削減するとした。

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