2014/12/08

パイオニア(株)は12月4日、カーナビゲーションシステムとクラウドを活用した業務用車両向けテレマティクスサービス｢ビークルアシスト｣の提供を発表した。2015年1月中旬からサービスを開始する。

狙いとするのは、中小の宅配･配送業者における低コストで使いやすい運行管理システム需要の高まり。同サービスでは、大がかりなシステム構築を必要とせず導入コストを抑えることができる。さらにディスプレイ表示による指示伝達や高精細な地図データなどカーナビならではの機能を活用できる。

運行管理については、自動送信される車両走行データをもとに日報や走行軌跡レポート、集計レポートなどを作成可能。高い精度で車両位置を把握したり、車両状況をオペレーション側のPC端末上にリアルタイムにアイコン表示したりできる。

業務指示を送信するとドライバー側のカーナビ端末の画面上に指示内容を表示。地点情報付きで送信すれば、ドライバー側では同時にルート案内を開始できる機能もある。