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トッパンフォームズ、RFID情報セキュリティーシステムを稼働開始

2014/10/08

トッパン・フォームズ(株)は10月7日、首都圏メインプラントに位置付けている滝山工場およびデータセンターにおいて、自社商材のRFID技術を活用した車両入退場管理システムと磁気媒体管理システムの本格稼働を開始したと発表した。

滝山工場では、セキュリティー設定レベルの高い製品入出荷室にUHF帯のRFタグを用いた車両の入退場管理システムを導入、システムは配送車両特定と入出荷室での入退場認証を行い、指定された入出荷室への入退場時間を把握するほか、収集したログを活用することで誤配送の防止につなげる。


またフォークリフトを運転する作業者の工場内部から入出荷室への出入りもシャッターの開閉認証や通過ログの収集を行う。認証を行うことで作業者を限定と工場内部への誤侵入を防止でき、フォークリフトに搭乗したままシャッターを開閉可能となり作業効率の向上も期待できる。

データセンターで稼働したのはRFID技術を用いた磁気媒体管理システムだ。同社が開発・販売する資産管理パッケージシステム「イージーチェックアウト」とセキュリティーゲートシステムを連携させることで、顧客とのデータの受け渡しに使用する磁気媒体の個体管理や入出庫ログの収集、持ち出し状況の確認、不正持ち出し管理などが可能となった。

同社は5月に竣工した大阪桜井工場ほかの生産拠点、データ処理拠点でも設備投資を進めていく計画。

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