2014/09/10

大日本印刷(株)（DNP）は9月9日、（株）新日本電波吸収体と共同で、UHF帯RFタグの誤読を防ぐ「UHF帯RFID対応シールドロールカーテン」を発売すると発表した。

RFID使用の物流現場や生産現場で、対象外のRFタグの電波をシャットアウトするもので、不要な時に巻き取って格納できる電動ロールスクリーンタイプ。物や人の流れを阻害することなく正確なタグ読み取りが実現する。

標準仕様（サイズ2600×3000ミリ）をもとに、現場のニーズに合あわせ、シートのサイズや巻取りスピードをカスタマイズして提供する。

価格は税別1セット50万円から（別途設置費用が必要）で両社は2014年度中に20セットの販売を目指す。

DNPでは新製品をUHF帯RFIDシステムの一環として位置づけ、UHF帯RFIDシステム全体で、16年度までで5億円の売上を見込む。