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カスミ、新業態店舗にGROUNDの「PEER」採用

2022/01/28

GROUND(株)は1月28日、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスグループの(株)カスミへ自律型協働ロボット「PEER(ピア)」を納入し、同日に新規オープンした「BLΛNDEつくば並木店」で提供されるネットスーパーサービスにおけるピッキング支援ソリューションとして実稼働させた。

今回GROUNDが培ったノウハウと知見をもとに、画期的な応用例として「PEER」はカスミが運営するスーパーマーケット店舗で稼働する。これにより小売業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援する。

●「PEER」導入の概要
導入ロボット:自律型協働ロボット「PEER」
実稼働:2022年1月28日(金)
導入場所:「BLΛNDEつくば並木店」(茨城県つくば市並木4丁目3-2)
      https://www.usmh.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/ka_20220121_150.pdf
導入用途:カスミが運営するネットスーパー「オンラインデリバリー」のピッキング支援ソリューションとして導入され、「BLANDEつくば並木店」店舗内で稼働する。
広さ:2,353平方メートル(店舗面積)

●「PEER」の特長と導入メリット
(1)タブレット端末によるユーザーインターフェイスにより、作業者のピッキング効率の向上、人為的ミスの低減、わずかなトレーニング時間での作業習熟を実現する。

(2)先端のSLAM技術(※1)がカメラおよびLiDAR(※2)からの情報を融合させ、リアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能。さらに経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定する。

(3)施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、スピーディーな導入が可能。

(4)ニーズや波動に合わせて、フレキシブルにPEERの台数を増減できる。

※1:Simultaneous Localization and Mappingの略。センサによって周囲環境を把握し、マップをつくりつつ、取得したデータをもとにロボットの自身の位置も推定する技術。
※2:光センサ技術。

●BLΛNDEつくば並木店で実稼働する自律型協働ロボット「PEER」

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