[最新ニュース] IT・マテハン

三菱商事、GreyOrange製ロボット月額料金公開

2021/02/17

三菱商事(株)は2月17日、同社が展開する倉庫ロボットサービス「Roboware」において、今回日本で導入が進む棚流動型ロボット「Ranger GTP」(米国GreyOrange製)の月額料金を以下のURLに公開したと発表した。

●公開ページ

三菱商事ではロボット導入を検討する幅広い企業と話を進める中、以下のような料金に関する声を多く聞き、最も重要な料金および料金に含まれるサービス内容に関する情報が簡単に手に入らない点が課題になっていると認識していた。
●利用意向者の悩みは「最も必要な料金情報が、なかなか手に入らない」こと
(1)いろいろなロボットを見ているが、料金がブラックボックス化されており、情報収集が進まない。
(2)問い合わせをしてから料金提示までの道のりが遠く、具体的な費用イメージが湧きづらい。
(3)料金に含まれている範囲が不明瞭で、どういったサービスを受けられるか不安

そこでRobowareでは、上記公開ページにおいて、今回、ロボット・ソフトウェア・保守を含むオールインの月額料金を公開。ユーザー自身がシンプルな月額料金と導入費用だけで利用可能となり、台数シミュレーションシートもウェブサイトからダウンロードし、検討できるようにした。

●「Roboware」3つの特徴
ユーザーの悩みに対するRobowareの提供価値
(1)最適なロボットや設計方法が分からない。⇒ 分析・戦略から導入・運用までトータルでサポート
(2)導⼊や購入に投資が必要で、コスト構造も複雑。⇒ すべてオールインのRaaS月額料金
(3)システムの接続や運用が分からず、費用も高い。⇒ 連携ソフトウェアでシステム改修を最小化

●GreyOrange社
米国GreyOrange社は人工知能を搭載したソフトウェアと搬送型ロボットを有機的に運用し、次世代の倉庫オペレーションやECフルフィルメントを実現するグローバル企業。開発したソフトウェア「GreyMatter」はロボット制御のみならず、オーダーや在庫、出荷、リソースをリアルタイムで分析し、予測することにより、人とロボットが協調的に作業できる環境を提供する。同社は米国、シンガポール、ドイツ、日本、インドを中心に事業展開しており、日本では三菱商事とパートナーシップを提携し、Robot as a Serviceを提供している。

●「Roboware」の料金プラン(上)、「Ranger GTP」レンタルプランの料金(下)

|↑一覧に戻る|