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GROUND、新型汎用ピッキングハンド国内初披露

2019/05/16

GROUND(株)は5月16日、同社が国内で販売権を持つ米国Soft Robotics社(ソフト・ロボティクス)が開発した新型汎用ピッキングハンド「mGrip(エムグリップ)」を5月16日~18日に石川県産業展示館で開催されるMEX金沢2019「第57回機械工業見本市金沢」で国内初披露すると発表した。

「mGrip」の対象物をピックアップするフィンガーにはソフト・ロボティクスが独自開発し、特許を取得している素材が採用されている。これにより、重さ、素材、形が異なる非定型な個体を人間の手のように高い精度とスピードでピッキングすることが可能。

また、稼働する環境に合わせて構成や設置場所を柔軟にカスタマイズし、導入までのダウンタイムを最小限にしてオペレーションを開始できる。米国では、EC事業者の物流、食品製造業や自動車部品工場等ですでに導入、活用されている。

●「mGrip」の特長
(1)重さ、 素材、 形が異なる物や精度を求められる様々なな対象物をピックアップできる 
米国で特許を取得している高品質な素材で作られたフィンガーは、-10℃~65℃の耐熱性があり、物品の重さ(最大2.27kg)、素材、形を問わずにピックアップが可能。対象物を掴むフィンガーに採用されている素材は最先端科学を応用し、ハーバード大学の材料科学発明によって独自開発されたもの。

(2)ユーザーによるカスタマイズや組み立てが可能
従来、SIer等の専門家が対応していた構想・設計・評価テスト等をユーザーが簡単に行うことができる。これにより、外部費用・人件費・製造コスト等の削減や、カスタマイズ等への即時対応が可能。

(3)ダウンタイムを最小限にする 
「mGrip」を構成する各部品はモジュール単位での供給のため、故障・不具合が発生した際などのダウンタイムを最小限に抑えられる。

●「mGrip」

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