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佐川急便、環境変化に伴い運賃等を改定

2017/07/26

SGホールディングスグループの佐川急便(株)は7月26日、環境変化に伴うコスト増加への対応として、飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便と飛脚特定信書便の運賃改定、スキー用具の適用サイズ変更、飛脚国際宅配便の受託時の容積重量算出基準の変更、大型家具家電設置輸送の設置料金、代金引換サービス「e-コレクトR」の代引手数料の改定、および飛脚クール便付加料金の改定を11月21日より実施すると発表した。

社会的な課題である「働き方改革」の実現に向けて従業員の労働環境の改善が急務となる一方、宅配便業界においては個人宅向け荷物の増加による配送インフラの強化、顧客ニーズ多様化への対応などが求められ、同社は業務の効率化や適正運賃収受を目的に個別契約顧客への運賃交渉などで対応してきたが、足元の急激な環境変化に伴って、運賃・付加料金・代引手数料等について改定を決定したもの。

具体的には飛脚宅配便の場合、改定金額(全地帯一律追加金額)は100サイズ:60円、140サイズ:230円、160サイズ:180円。これを関東⇒関西のケースに当てはめると、100サイズ1,300円(現行運賃)→1,360円(改定運賃)、140サイズ1,550円(現行運賃)→1,780円(改定運賃)、160サイズ1,800円(現行運賃)→1,980円(改定運賃)となる。

また飛脚ラージサイズ宅配便の場合、改定金額(割合)は最少1.1%、最大33.3%、平均17.8%の値上げ率となっており、これを関東⇒関西のケースに当てはめると、170サイズ2,300円(現行運賃)→2,850円(改定運賃)、180サイズ2,550円(現行運賃)→3,100円(改定運賃)、200サイズ3,050円(現行運賃)→3,800円(改定運賃)、220サイズ3,550円(現行運賃)→4,450円(改定運賃)、240サイズ4,550円(現行運賃)→5,800円(改定運賃)、260サイズ5,550円(現行運賃)→7,150円(改定運賃)

その他詳細は
WEB(http://www2.sghldgs.co.jp/newsrelease/detail/2017/0726_1242.html)まで。

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