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ムラタシステム、SAPジャパンとOEMパートナー契約

2017/03/22

ムラタシステム(株)は3月22日、SAPジャパン(株)との包括的なOEMパートナー契約を締結したと発表した。

ムラタシステムは、物流システムの総合メーカーである村田機械(株)のシステムインテグレーション部門として、倉庫管理システム(WMS)を中心にシステムのコンサルティングから設計・開発・保守までを一貫してサポートしている。1987年の設立以来、これまでに4,000サイト・6,000システムを超える納入実績があり、数多くの製造・物流現場で培われたノウハウを、機器制御や人員管理、在庫管理等の物流センター運営に活かしたWMS開発を強みとしてきた。

同契約は、SAPが保有する分析ツール「SAP BusinessObjects」や、自己管理型RDBMS「SAP SQL Anywhere R」、レポーティングツール「SAP CrystalReports」などのソフトウェア製品や開発プラットフォームを、ムラタシステムが村田機械の顧客向けに開発するカスタマイズドWMS、WMSパッケージ製品への組込みや連携システムとして開発するための包括的なOEMパートナー提携契約。

SAPジャパン(株)の福田譲代表取締役社長は「ロジスティクス・ソリューション分野で数多くの実績を持ち、またお客様からの評価の高い村田機械グループのソフトウェアメーカー・ムラタシステム株式会社が、世界的規模で展開するSAP製品のOEMパートナーとなったことにより、今後、劇的な進化と発展が予想されるIoT時代の物流業界に、次世代型WMSをはじめとする製品群で市場をリードされることを期待しています」と述べた。

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