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福山通運、国のダブル連結トラック実証実験に参加

2017/03/17

福山通運(株)は3月17日より、国土交通省のダブル連結トラック実証実験(新東名、東名高速道路小牧IC~裾野IC間)に参加すると発表した。

同社では、JR貨物のコンテナを利用したモーダルシフトで、CO2削減の環境対応・ドライバーの労働環境改善に取り組む中、大都市圏での大量輸送を目指し、さらなる効率化を実現するために、従来よりも長い連結全長21mのフルトレーラを採用した。新規格フルトレーラは連結全長21m、最大積載量24,600kg、連結部分はセンターアクスル方式を採用している。

従来の大型トラックは最大積載量12,400kgで、今回導入のフルトレーラは最大積載量24,600kgと従来比98%アップ、一度の輸送で大型約2台分の輸送が可能となり、ドライバー不足への対応の一助にも期待される。原動機のないフルトレーラはCO2削減にも繋がる。

今後は21mフルトレーラの運行ルート拡大と、25mフルトレーラ(ダブル連結トラック)の導入を計画しており、計画中の全長25mフルトレーラは従来の21mフルトレーラより後ろのトレーラが4m長く、容積がさらに35%上がる計画。

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