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JR貨物、経営基盤強化のためグループ会社を再編

2016/09/14

日本貨物鉄道(株)(JR貨物)は9月14日、外部収入の拡大と経営基盤の強化を図り総合物流事業体制を構築するため、以下の通りグループ会社の再編について発表した。

●「北海道ジェイアール物流(株)」と「(株)ジェイアール貨物・北海道ロジスティクス」の再編
1.再編の目的
・2社はともに、北海道内でトラック事業、利用運送事業および鉄道業務受託事業を展開しており、統合による規模の拡大により、営業体制を拡充させるとともに効率的な設備投資等を行うことで、グループ外からの収入を拡大させる。
・鉄道受託業務に従事する社員の採用・教育体制を整備する。
・上記を通じて、JR貨物鉄道事業の収益拡大と安定的業務運営体制の整備を図る。
2.再編の概要
・再編形態:北海道ジェイアール物流(株)を存続会社とする吸収合併
・再編期日:平成28年10月1日
・社名:(株)ジェイアール貨物・北海道物流
・資本金:90百万円
・代表者:代表取締役社長 工藤和憲
・従業員数:366名
 
●「(株)ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス」と「宇都宮ターミナル運輸(株)」の再編
1.再編の目的
・(株)ジェイアール貨物・北関東ロジスティクスは主に東京北部・埼玉・群馬地域で、宇都宮ターミナル運輸(株)は栃木(宇都宮)地域で、ともに鉄道業務受託事業を展開しており、統合による規模の拡大により、社員の採用・教育体制を整備し、鉄道業務を安定的・継続的に運営できる体制を構築する。
・隣接地域事業所間要員の応援体制を構築する。
・新規事業に効率的な資本投入を行い、グループ外部からの収入を拡大させる。
・上記を通じてJR貨物の鉄道事業収益拡大と安定的業務運営体制の整備を図る。
2.再編の概要
・再編形態:(株)ジェイアール貨物・北関東ロジスティクスを存続会社とする吸収合併
・再編期日:平成28年10月1日
・社名:(株)ジェイアール貨物・北関東ロジスティクス
・資本金:10百万円
・代表者:代表取締役社長 石野久雄
・従業員数:263名

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